騙されない・怖くない!AIを「安全なお利口さん」にする初期設定と約束事
こんにちは!ライターのKです。前回の記事では、70代の母が「冷蔵庫の写真」をきっかけに、AIを暮らしの相棒として使い始めたお話を紹介しました。
記事を読んだ方から、「楽しそうだけど、変なサイトに誘導されたり、大切なデータが盗まれたりしないか不安……」というお声をいただきました。
新しいものを始めるときに、警戒心を持つのはとても素晴らしいことです!
AIは、最初に「2つの約束」をしておけば、決して怖いものではありません。今回は、スマホの実際の操作画面を交えながら、AIを安全に、そして「知ったかぶり」をさせずに使う方法を分かりやすく解説します。

あれからダウンロードしたという人が増えたらうれしいな!
⚠️ 使う側の絶対ルール:個人情報は「秘密」にする
まず、設定の前に私たち使う側が絶対に守るべき一番の大原則をお話しします。
それは、「個人情報は絶対にAIに教えないこと」です。
- 自分の本名や住所、電話番号
- クレジットカード番号や、銀行の暗証番号
- 家族の名前や、具体的な勤務先
AIは、世界中のたくさんのデータをお勉強して賢くなっています。私たちが入力した文字も、基本的には「AIの次のお勉強の材料」として使われる仕組みになっています。
AIに話しかけるときは、「近所の親切な物知りさんに立ち話で相談する」くらいの感覚がベストです。
「うちの犬がね」はOKですが、「〇〇市〇〇町に住んでいる私のスマホの番号は……」というのは絶対にやめましょう。
🔧 AIをお利口さんにするスマホの初期設定
では、代表的な2つのAIアプリ(ChatGPTとGemini)で、「私が入力した文字をお勉強に使わないでね」と鍵をかける設定方法を解説します。
スマホを用意して、一緒にやってみましょう!
パターンA:ChatGPT(チャットGPT)の場合
ChatGPTには、会話の履歴をスマホに残しつつ、AIのお勉強には使わせない「プライバシーモード」があります。


まずは、ChatGPTアプリを開きます。
画面左上にある「メニューボタン(2本線や自分のアイコン)」を押します


メニューボタンを押すと
下の方に「歯車マーク」があります。
ここが設定画面になりますので、歯車マークを押します




設定画面を開いたら
下の方にスクロールします。(下の方に移動)
そうすると「データコントロール」という画面が出てくるので、そこを押します。


一番上に
「みんなのためにモデルの改善に協力する」がON(緑)になっていますので、タップして、OFF(グレー)にします。
ここがONになっていると自動的に入力した内容が学習されます。OFFにすると自分が入力した内容が他者の学習に使われないので、安心です!
パターンB:Gemini(ジェミニ)の場合
Googleが作っているAI「Gemini」も、数タップで同じように設定ができます。


まずは、Geminiアプリを開きます。
画面左上にある「メニューボタン(2本線や自分のアイコン)」を押します


Step1のメニューボタンを押すと
下の方に「アイコン」と「歯車マーク」があります。
ここが設定画面になりますので、「アイコン」または「歯車マーク」を押します(どちらを押しても同じです)


Step2で、設定画面を開くと
画像のような画面が開きます。
一番上にある「Gemini アプリ アクティビティ」を押します




Gemini アプリ アクティビティ画面に表示される「オン」のボタンをタップすると、確認画面が出てきますので、「理解した」を押します。
これでオフの設定になります。念の為72時間はチャット保存されますが、72時間後には保存も全て消去されます。
🧙♂️ AIの「知ったかぶり(ウソ)」を防ぐ魔法の呪文
もう一つの不安が、「AIが嘘(うそ)をつく」ということです。専門用語ではこれを「ハルシネーション(幻覚)」と呼びますが、要するに「AIが、知らないのに知ったかぶりをしてデタラメを言ってしまう現象」です。
これを防ぐために、AIと会話を始めるときは、最初にこの「魔法の呪文(コマンド)」をそのまま貼り付けて送信してください。
🌟 コピーして使える魔法の呪文
「これから色々と質問します。もしあなたが分からないことや、確かな情報がないことがあれば、知ったかぶりをせず正直に『分かりません』と答えてください。嘘の情報を教えてはいけません。」
これを最初に一言伝えておくだけで、AIはグッとお利口になり、怪しい噂話やデタラメを言わなくなります。
正しく怖がれば、最高の相棒になります
「個人情報は教えない」「お勉強機能をオフにする」「最初に釘を刺す(呪文を言う)」
この3つさえマスターすれば、AIの安全性はバッチリです!
詐欺グループのように、あなたのお金を騙し取ろうとしてくることもありません。
安心して、まずは「今日の晩御飯のメニュー」や「明日の天気」など、たわいもないおしゃべりから始めてみてくださいね。



